九州歴史資料館: 新古代史の散歩道

九州歴史資料館（きゅうしゅうれきししりょうかん)は福岡県小郡市に所在する歴史博物館である。

概要

九州の歴史とその特質を明らかにするために1973年(昭和48年）に開館し、2010年(平成22年）に小郡市三沢に移転した。

第１展示室　常設展示　「歴史（とき）の宝石箱」
- 旧石器・縄文時代ー狩猟と採集ー
- 弥生時代ー稲作とクニー
- 古墳時代ー北部九州の古墳文化ー
- ー大宰府史跡ー
- ー西街道大宰府ー
- ー仏教美術ー
- 中世ーその後の大宰府ー
- 近世ー「太平の世」の福岡ー
- ー「福岡県」の誕生とあゆみー
- ー絵図の世界ー
第２展示室（特集展示）
- 企画展　「山国川流域の遺跡　ー山国川築堤関係発掘調査の成果ー」
- 九州衛星写真（中央部床）　大宰府政庁中門復元模型
第3展示室（基準資料展示）
- 発掘の際に年代などを特定する基準となる考古資料
- 岡県内の重要な弥生時代遺跡（石崎曲り田遺跡、板付遺跡、三雲遺跡など）を取り上げた弥生土器の編年、西日本最大の須恵器窯跡である牛頸窯跡群出土の須恵器の編年、大宰府から出土した古瓦の編
第4展示室（遺構展示）
- 旧石器時代の鹿児島県桐木耳取遺跡の調理場の痕である礫（れき）群、 --久留米市正福寺遺跡出土のドングリ入りのアミカゴ、
- 飯塚市嶋廻遺跡の弥生時代の小児甕棺墓、
- 福岡市元岡・桑原遺跡群出土の網カゴに入った須恵器、
- 大宰府跡発見の地盤補強のための筏（いかだ）状遺構