被蓋造り(かぶせぶたつくり)は箱の形式のひとつで蓋が身に覆いかぶさる構造のものをいう。
2種類があり、蓋が身の下端までとどくものと、胴の途中の高さで留まるものとがある。 初音蒔絵文箱では蓋に丸みを持たせている。 漆皮箱(法隆寺献納宝物)では角を面取りする。 菊蒔絵櫛箱では、蓋に甲盛がある。
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