柵形埴輪
2023-06-29


柵形埴輪(さくがたはにわ)は上端に鋸刃状の山形の突起を持ち、その下に2列の突帯を巡らせる埴輪である。

概要

横断面の形状は楕円形を呈する。古墳時代前期後半から中期にかけて近畿の古墳から出土する、地方の古墳からも出土例がある。 多くは前方部や造り出し部から出土する。

参考文献

  1. 小笠原好彦(2002)「首長居館遺跡からみた家屋文鏡と囲形埴輪」日本考古学9 巻13 号
  2. 奈良新聞(2022)「囲形埴輪の内側に家形埴輪配置 奈良・富雄丸山古墳」2022年2月4日
  3. 世田谷区郷土資料館(2016)『国重要文化財指定記念 野毛大塚古墳展』世田谷区郷土資料館
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