放亀山1号墳(ほうきやまいちごうふん)は兵庫県赤穂市にある古墳時代の前方後円墳である。
放亀山古墳群は古墳時代前期から終末期まで、14基の古墳からなる古墳群である。放亀山1号墳は円墳と認識されていたが、2018年1月24日からの調査により前方後円墳と判明した。明確な隆起斜道を持つこと、特殊なくびれ部構造を持つことが判明した。調査は3月31日まで続いた。古墳時代前期前半の前〓後円墳が極めて良好に残っていることが判明した。盗掘された形跡はなく、葺石が良好な状態で残っていた。円部の頂上ではU字状に並んだ石材や祭祀に使用したとみられる壺や高坏といった〓器の破片が複数出土した。古墳に並んだ石材や祭祀に使用したとみられる壺や高坏などの土器の破片が複数出土した。墳丘は前方、後方部とも2段築成であった。後円部に墓抗があり、箱形の木棺直葬(幅約1メートル、長さ約4メートル)が埋葬されていたとみられる。
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