三ツ寺遺跡
2023-05-20


噴火

6世紀の初めに榛名山が大噴火し、遺跡は火砕流で覆われた。居館は廃絶したとみられる。

被葬者

関東最大の豪族である上毛野君が想定されている。

類例

三ツ寺遺跡から北東3kmに位置する北谷遺跡や前橋市西大室町の大室古墳群に隣接する梅ノ木遺跡なども同様な豪族の館址と考えられている。

展示

かみつけの里博物館で館の復元模型(縮尺=1/100)と、出土した遺物を展示する。

時期

5世紀後半〜6世紀初め頃の遺跡と推定されている。軍事・生産・祭祀で中枢的役割を演じる居館の性格が明らかになった。

指定

なし

アクセス

現地には目に見える遺構は無い。案内板があるのみである。付近にローソン 高崎井出店がある。

参考文献

  1. 都出比呂志(2011)『古代国家はいつ成立したか』岩波書店
  2. 若狭 徹(2004)『古墳時代の地域社会復元・三ツ寺1遺跡』新泉社

戻る
[弥生時代]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット