新沢千塚古墳群
2023-05-23


新沢千塚古墳群(にいざわせんづかこふんぐん)は奈良県橿原市、高市郡高鳥町にまたがる4世紀末から6世紀にかけての古墳群である。

概要

総数593基からなる古墳群であり、日本を代表する群集墳である。古墳は4世紀の終わり頃から造り始められた。6世紀の終わり頃まで約200年にわたって古墳が造られ続けた。最も多く古墳が造られた時期は、5世紀後半から6世紀前半にかけての100年間である。

調査

1962年から1966年にかけて、新沢千塚一帯の丘陵地の開墾計画に伴い、橿原考古学研究所により、古墳群全体の約2割にあたる137基の古墳の発掘調査が行われた。 墳形には多様性があり、円墳が主であるが、前方後円墳13基、前方後方墳2基、帆立型古墳1基、方墳13基、長方形墳2基が存在する。

遺構

内部主体はほとんどが割竹型木棺、組合式木棺など木棺直葬で横穴式石室をもつものは、全地域で18基と少数である。


続きを読む

[古墳時代]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット