古代鏡展示館
2025-02-06


古代鏡展示館(こだいきょうてんじかん)は兵庫県にある古代鏡を中心とした中国古代の青銅器等を収蔵し公開する博物館である。

概要

加西市在住の美術品蒐集家である千石唯司所有のコレクションを元にして、2017年(平成29年)4月に兵庫県立フラワーセンター内に開館した。2021年(令和3年)に増築し、新展示室がオープンした。その後、寄贈を受けたことや展示面積・点数が倍増したことにより、展示品は従来の古代鏡に加え青銅器まで拡充された。中国唐時代の「螺鈿双鸚鵡紋八花鏡」はヤコウガイと琥珀を用いて花にあそぶ鸚鵡を表す。三国時代の「象嵌八鳳鉄鏡」は珍しい鉄製の鏡である。「緑松石象嵌鋸歯縁」は3700年前の中国最古の鏡面を展示する。

収蔵品

300面以上の古代中国鏡を保管し、そのうち約100面を常時展示する。

円鏡

二里頭(夏)以後

春秋・戦国

秦・前漢

後漢

三国

隋・唐

方鏡

稜花形

葵花形

鋸歯縁

八角形

連弧形

花弁形

施設概要

[古代史展示施設]

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