磯間岩陰遺跡
2023-06-08


磯間岩陰遺跡(いそまいわかげいせき)は和歌山県田辺市磯間にある古墳時代の遺跡である。

概要

和歌山県の西南部、紀伊水道に面する田辺湾の最奥部にある。5世紀末〓7世紀前半までの石室で、発掘調査で人骨13体、須恵器、須恵器、鹿角装鉄剣、鹿角製釣針などが出土した。竪穴式石室8基と火葬跡5ヶ所が確認され、長さ2.9m、幅0.7m、高さ0.7mの規模の最大の1号石室から60歳前後の大人と幼児の2体が向きあいで出土した。

調査

1969年(昭和44年)、所有者による宅地工事に伴い多量の土器と鹿角製品、人骨等が出土したため、翌45年3月に田辺市教育委員会と帝塚山大学考古学研究室による緊急調査が行われた。石室8基と火葬跡5か所が発見された。8基の石室はいずれも竪穴式石室の形態をとるものであり、副葬品から、5世紀末から7世紀前半にかけて営まれたものである。

遺構

遺物

指定

アクセス等

参考文献

  1. 文化庁(2017)『発掘された日本列島 2017』共同通信社
[古墳時代]

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