金銅幡(こんどうのばん, Ban-type Banners)は、菩薩の威徳を示すための仏具で、法会の際に掲げられる金銅製の旗である。
花唐草や亀甲などで透かし彫りした金銅板4枚を蝶番で縦に四枚連ねた幡である。切り透かして文様を表す。間に鈴や葉形の垂飾を付ける。 幡身は四つの坪に分けられる。各坪は1枚の銅板で鍍金を施す。第1坪は唐草文、第2坪は亀甲文に鈴をつける。第3坪は直線文に花卉、第4坪は球繋ぎの飾りと含綬鳥(授帯を咥える鳥)の構成である。
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