陪塚
2023-10-14


陪塚(ばいちょう、ばいづか)は大型古墳を主墳とし、それに付属している規模の小さい古墳である。「陪冢」ともいう。

概要

主墳とほぼ同時代に築造されている。従属的な人物の埋葬だけではなく、主墳の被葬者の権力を示すような、武具や農工具、石製の祭祀具など、多量の器物の埋納がしばしばみられる。 副葬品を納めるだけのものもある。 西川宏は、陪塚の判定として3条件を上げる。

  1. 同時代性
  2. 従属性
  3. 計画性

出土例

参考文献

  1. 西川宏(1960)「吉備における陪塚について」岡山県地方史研究連絡協議会会報第3号
[古代史関連用語]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット